その裏に

小野寺光一という国際評論家がいます。

政権交代は賛成だが、民主党の政策には多大な疑念を持っている評論家。書いてある内容はかなり刺激的なのでサイトを紹介することは控えますが、けっこうおもしろい。

彼の予測は時に大きくはずれるので鵜呑みには出来ないが、基礎知識がしっかりしている(当たり前か)ので分かりやすい。また、暗殺などの事件も想定しての予測なのでスリリング。

>おそらく、選挙当日は
>インフルエンザの大流行で死者が出たと報道されて
>無党派層は、外に出れない事態になるだろう。

この予測は外れた。

しかし、中には、なるほどと感心させられる記事がある。

・・・(引用開始)

「巨人の星」にあこがれて
剛速球で甲子園を沸かせて
巨人にどうしても入りたかった江川卓を
思い出す。

彼はドラフト制度という共産主義
(もっとも有能でない人を優遇してもっとも有能な人を罰する制度)の前に
苦しんだ。

前年度最下位の球団が最優先でもっとも優秀な選手を指名できるという
制度の前になんと巨人でなくクラウンライターライオンズから
指名を受けたのである。

つまり一番甲子園ですごい存在になればなるほど不幸になるのである。

いつしか結婚制度にも「共産主義が」導入されて
「もっとも美人な女の子が、もっとも変な男性から最優先で
プロポーズを受ける」
とかいう制度ができるかもしれない。

江川はそれでも巨人に入った。
江川の剛速球を見れたのはわれわれ日本人にとって
幸せだった。

しかし今では、イチローも松井も西武の松坂も
みんな外資系にいってしまう時代になったのである。

つまり甲子園という完全競争社会の勝者が
巨人に入ってプロ野球を面白くするという
制度は王選手や長島選手を生んだ。

巨人だけでなく阪神も江夏や
村山実などスターを輩出して
巨人ー阪神戦は面白かったはずだ。

昔の巨人軍はすごかった。

今は誰もみない。

・・・(引用終了)

このたとえで何が言いたいのか、お分かり頂けるだろうか。

要は、官僚バッシング(フラット化)はこの国を潰す、ということ。

さらに、他の箇所を引用・・・

もともと共産主義(有能な存在を罰して無能な存在を優遇する。その結果みんな無能になる)(働く人を罰して働かない人を優遇する。その結果みんな働かなくなる)を発明したのはフリーメーソン会員のモルデカイという人物である。モルデカイというのは本名だが、世界中が知っているのは、モルデカイのペンネームのほうだ。彼のペンネームはカールマルクスという。

・・・

ここで、「フリーメーソン」をWikipediaで引くと、

フリーメイソン(英: Freemason)は、会員同士の親睦を目的とした「友愛」団体。

とある。

・・・

政権交代は成し遂げられた。

誰によって。

日本国民によって?

いや違う!

我々は政権交代を成し遂げ「させられた」のだ。

この流れは「意図的」であるらしい(T氏)。

この政権が恐怖政治へと変貌しないように注意が必要だ。

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