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■院長の役に立つ話  〜STAP細胞は誰でも作れるのか〜 一覧へ戻る
彼女の研究が世界的注目を浴び、その余韻に酔っている間もなく、彼女の論文にいくつかの不備が指摘されている。その疑義のいくつかについて、できる限り理解するよう努めたいと思う。
多少内容に不備があっても、第3者がSTAP細胞を作成できればまったく問題はない。要するに再現性(reproducibility)があれば、その他はささいな問題だ。しかし、これがクリアされても、さらなる疑問が湧いてくると指摘している日本人研究者がいる。彼の小保方論文に対する疑義を取り上げておく。ご指摘はまさにその通りで、絶対にクリアにしておかなければならない課題を含んでいる。その一つがTCRや免疫グロブリンをコードする遺伝子の再配列(rearrangement)に関する疑問。極めて重要な問題なのだが、彼女のNature論文には、それに対する説明が見当たらないようだ。
1.【STAP細胞論文:剽窃の証拠】難波先生より
2.【論文の構造】難波先生より
3.【切り貼り?】難波先生より
4.【STAP細胞】難波先生より
5.【違和感】難波先生より
 

難波紘二氏
広島大学名誉教授
略歴
1941年広島市生まれ。広島大学医学部大学院博士課程修了。呉共済病院で臨床病理科初代科長として勤務。NIH国際奨学生に選ばれ米国NIHCancer Centerの病理部に2年間留学し、血液病理学を研鑽。広島大学総合科学部教授となり、倫理学、生命倫理学へも研究の幅を広げ、現在、広島大学名誉教授。自宅に「鹿鳴荘病理研究所」を設立
(あるサイトより転載)