PCR陽性者イコール感染者ではない

いまだにPCR検査をできうる限りの人に行なうべきだと主張している人がいる。この考え方は理論的に間違っている。
以下の動画を参考にして欲しい。
PCR検査をむやみに拡大すると無意味になる
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ファクターXとは何か

欧米に比して、我が国におけるCOVID-19感染による死亡者数は極端に少ないということはよく知られた事実だ。この不思議な生物学的現象を引き起こしているファクターXとは一体何か。井上正康先生が分かりやすく解説してくれている。煽られることなく、正しく恐れるようにしたい。
☞ https://www.youtube.com/watch?v=v2_mC9VNUSs
◆次の動画も参考にして欲しい。
☞ https://www.youtube.com/watch?v=pHNiE56I934
◆一方で、以下のような慎重論も多い。
☞ https://wedge.ismedia.jp/articles/-/20818
「コロナはただの風邪」と言う人が知らない事実 
◆結局、煽られることなく正しく恐れる。これに尽きる。
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新年あけましておめでとうございます。

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新型コロナウイルスの謎2

大変興味深い記事を見つけたので紹介しておこう。

感染力も毒性も突然変異する新型コロナ「強毒種は270倍のウイルス量」中国の研究

要点を抜粋する。

◆新型コロナウイルスは突然変異を繰り返し、最強種は最弱種の270倍のウイルス量を生み出すことが分かっている。

◆欧州や米ニューヨークでは深刻な被害が広がっているのに対し、日本や米国の他の州で被害が比較的拡大していないのは突然変異による感染力や毒性の差が深くかかわっている可能性がある。

◆新型コロナウイルスをサル由来のベロ細胞に感染させ分析した結果、33を超える突然変異を確認、突然変異により病原性が大きく変化し、強毒性の種が生まれることが実験で確認された。

◆新型コロナウイルスの基本再生産数(患者1人から感染する人数)は1.4~6.5で平均値は3.3。

*ちなみに我が国の現在の基本再生産数(R0)は、R0≒0.7~0.5であり、この傾向が続けば、理論上は自然収束することになる。

◆これだけ突然変異を繰り返し、病原性まで変えるとなるとどの新型コロナウイルスにも通用するワクチンや治療法を開発するのは極めて難しい。

◆地域によって流行する新型コロナウイルスの種が異なることが報告され、地域によって被害に大きな差があるのはウイルスの突然変異が原因ではないかという見方が強まってきた。

◆ワシントン州など米国の一部で見つかった種の毒性はマイルドなのに対し、浙江省やヨーロッパのほとんどの患者から最も致死性の高い突然変異種が見つかった。

◆今後、新型コロナウイルスがどのように突然変異を繰り返し、どの地域でどんな種が流行するのか予測不能。

◆公衆衛生的介入を強化すれば感染を制御できるが、経済的損失と社会的コストは増大する。

◆英インペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授が出口戦略について言及。「都市封鎖をいつまでも続けるわけにはいかない。検査地域のローラー作戦で感染者をあぶり出し、ある程度の社会的距離を保ちながら経済を再開する道を模索しなければならない。」

◆とにかく検査能力を上げ現状を正確に把握する必要がある。

--(以上、引用)

上の記事において重要と思われる箇所は次の部分。

#1.日本や米国の他の州で被害が比較的拡大していないのは突然変異による感染力や毒性の差が深くかかわっている可能性がある。

#2.地域によって被害に大きな差があるのはウイルスの突然変異が原因ではないかという見方が強まってきた。

#3.ワシントン州など米国の一部で見つかった種の毒性はマイルドなのに対し、浙江省やヨーロッパの患者からは最も致死性の高い突然変異種が見つかった。

解説と考察:

◇つまり、我が国およびアジア諸国におけるウイルス感染による死亡者数が今のところ低く抑えられているのは、流行しているウイルス変異株が弱毒性であるためという可能性があるということ。もちろん、BCG説など他の説もいくつか存在する。

◇我が国において、今後流行・拡大しうるウイルスは強毒性株(ヨーロッパ型)の可能性があり、引き続き厳重な警戒が必要だと考えている専門家もいる。

◇とにかく検査能力を上げて、現状を正確に把握する必要があるというのは1つの考え方だが、それによって死亡者数の抑え込みや医療崩壊の回避は可能となるのだろうか。

◇現状を見てみると、流行は収束しつつあるように見える(R0<1)。弱毒であれ強毒であれ収束してしまえば、SARSやMERSのように、もはや話題にも上がらないようになるのだろう。早くそうなって欲しいと切に願う。

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新型コロナウイルスの謎

現在流行中の新型コロナ感染症に関して、ようやくいろいろな知見が報告されるようになってきた。

まずは、この記事。

米ロサンゼルス 実際の感染者数は公式発表の最大55倍=44万人超 抗体検査の結果発表

この記事の中から要点を抜粋してみよう。

◆4月初旬のロサンゼルス郡では、成人の約4%(2.8%~5.6%)が、血中に抗体を持っていることが判明、つまり公式感染者数の28~55倍超の感染者がいる。

◆ロサンゼルス郡やスタンフォード大学の調査結果では、見逃されている無症状感染者や検査が受けられずにいた軽症の感染者が多数いることが判明。

◆調査の結果、カリフォルニア州サンタクララ郡でも、公式感染者数の50倍~85倍に相当する感染者がいる。

◆無症状であっても、少なくとも1週間以上前に感染した感染者に抗体反応が現れる。

◆抗体検査は、州や郡などの自治体にとって、外出禁止令を解除し、経済を再開させるタイミングを測るバロメーターになりうる。

◆新型コロナの場合、「集団免疫」を達成するには、少なくとも人口の50%~60%が免疫を獲得する必要があるといわれている。

◆今回、スタンフォード大が抗体検査の結果得た推定感染者数をもとに致死率を計算したところ、サンタクララ郡の致死率は0.12~0.2%。ロサンゼルス郡の場合も、今回の調査結果から、致死率は0.1~0.2%と発表した。ちなみに、季節性インフルエンザの致死率は0.1%。

◆抗体検査で抗体を保有していることがわかっても、安心できないことがある。

解説及び考察:

◇上の記事を読むと、われわれの予想をはるかに超えて感染が拡大していることが分かる。しかし、発病して治療を要する患者よりも、軽症または不顕性感染で経過している患者の方が圧倒的に多い。つまり、新型コロナウイルスの毒性はさほど強くないのではないかと推察される。但し、急激に悪化して死に至るケースもあるので、万が一のことを考えて、患者との濃厚接触はできる限り避けるべきではないかと思われる。

◇人口の50%~60%が免疫を獲得している、いわゆる「集団免疫」が達成されている地域において経済を再開させるための有用なバロメーターとして、抗体検査は極めて有用な指標となり得る。

◇致死率を算定すると、季節性インフルエンザの致死率0.1%とほぼ同程度であることが分かる。但し、インフルエンザにおける軽症例および不顕性感染の割合が不明であるため単純比較はできない。この点を考慮すると、やはり季節性インフルエンザよりも毒性は強いのではないかと考えられる。

◇「抗体検査で抗体を保有していることがわかっても、安心できないことがある」とあるが、現在ウイルスに対する抗体を有する感染者の血清は感染症患者の治療に有効であることが分かってきているため、このような考え方はやや否定的だ。イギリスでは新型コロナウイルス感染予防のためのワクチンの臨床試験が始まった。有効かつ安全であることを期待しつつ見守っていきたいと思う。

次の記事。

NY州の抗体検査で約14%が陽性

◆米ニューヨーク州の新型コロナウイルスの感染歴の有無を調べる抗体検査を3千人に実施した結果、約14%が陽性で、州全体の人口から単純計算した場合、発表の10倍の約270万人が罹患したことになる。

◆人口で単純計算した場合、陽性反応が出た人のうちの死亡率は推定約0.5%。

◆大都市のニューヨーク市では、人口の5人に1人以上となる21.2%が陽性。

*致死率=新型コロナ感染症による死亡者数/新型コロナウィルスに感染した全患者数

解説及び考察:

◇米ニューヨーク州においても、同様の傾向があったということ。

以上は現在のアメリカの状況。次は我が国の状況に関する記事。

欧米より日本の死者数が断トツに少ないワケ

要点を列挙しよう。

◆日本の4月19日時点の感染者数は1万1506人。スペイン、イタリア、ドイツといった欧州各国の10分の1以下、世界最多の米国の70分の1以下。

◆人口10万人当たりでみても、感染者数は9・1人で、死者数に関しては0・2人と顕著に少ない。

◆我が国の現在の検査能力は1日約1万2000件で、国は最大2万件を目指すが、直近1週間の平均は1日約7400件。

◆日本ではクラスターを早期に発見し、濃厚接触者や感染経路を突き止め、クラスターの連鎖を防ぐことに注力し、一定の効果を上げてきた。

◆人口10万人当たりの集中治療室の病床数は、ドイツが29~30床、イタリアが12床程度なのに対し、日本は5床程度。

解説及び考察:

我が国のICUベッドがなにゆえにこれほどまでに少ないのかという疑問については触れないでおく。

この記事、「欧米より日本の死者数が断トツに少ない理由」については何ひとつ考察していないのでガッカリだが、事実は確かにその通りだ。この記事にある表が参考になる。この表の中で大事なのがカッコ内の数字。

一体何故、欧米より日本の死者数が断トツに少ないのだろうか。

諸説あり、いずれも類推の域を出ないが大変興味深い現象だ。

別の統計を見てみよう。

*4月20日現在の「人口100万人あたり」の新型コロナ感染症による死亡者数

アメリカ 123人
イタリア 391人
スペイン 437人
フランス 302人
イギリス 237人

に対し、

日本 1.35人
韓国 4.06人
タイ 0.67人
ベトナム 0 人
フィリピン 3.73人
インドネシア 2.13人
マレーシア 2.60人
シンガポール1.88人

この統計から分かることは

欧米に比較して、中国を含むアジア諸国では驚くほど死亡率が低い。これは日本に限ったことではない。

実に不可解な生物学的現象が起こっている。

この現象については諸説あるが、最も有力な説がBCGによる抑制効果、他にウイルス変異説などがある。

この謎が解明され、死亡者数を大幅に減らすことができる治療法が開発されるよう期待したい。

 

 

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常識を疑え3

なぜ鳥は空を飛ぶことができるのか。

空を飛んでいる鳥を見ていると、難なく飛んでいるので、その巧妙さが分からない。

実は、空を飛ぶには、考えられないほど緻密かつ精巧、複雑なメカニズムを要する。

大昔、小型の恐竜の前足が長い年月を経て翼へと進化し、大空を飛べるようになった。

そんな説明を聞いて、なるほどと子供心に納得していた。

具体的に検討してみよう。

陸上の動物が空を飛べるようになるためには、まず前足の骨の形状が変化する必要がある。

滑空に必要なパワーを産み出すためだ。

それぞれの骨の形状は、飛ぶための機能を備えていなければならない。

航空機のように、体幹に近い部分が太くて頑丈な構造である必要がある。

その根部に付着している筋肉は翼を広げて、羽ばたくだけの筋量と筋力を備えている必要がある。

次に、羽毛。

これが無ければ、飛行に不可欠な浮力も揚力が得ることができない。

羽毛は鳥類に特有な表皮の変形物で、角質化した表皮が突き出し,先端に細かい切れ込みができたもの。爬虫(はちゅう)類の鱗(うろこ)と相当する。

コウモリの場合は、皮膚が被膜のような変化を遂げたと考えればよいだろう。

以上の体の形状的変化は、遺伝子の変異が不可欠であることは言うまでもない(キリンの首を参照のこと)。

体の形質が突然変異で変化しても、それに対応して、中枢の形質が変化しなければ、その体の形質は機能しない。

ドライバのないプリンタが機能しないのと同じ。

飛行機と同様に、離陸するためにある程度の滑走か、または崖から飛び降りて浮力を得る必要がある。

これらの知識が中枢神経系にあらかじめインプットされていなければならない。

また、前足を羽ばたくという指令を末梢運動神経を介して筋肉に命令する必要もある。

これらの形質転換は、いったん進化の方向性へと始動を始めた途端、短時間で完了しなければならない。

何故か。

進化の過程が緩徐であれば、弱肉強食および適者生存の仮説により滅亡することが必然となるから。

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Winter Camp 2020 in Shikoku→San-in region  

瀬戸内海の島々
四万十川上流
古き良き昭和の時代
昭和の街並
水木しげるロード
日本一美しい庭園(足立美術館)
綺麗な電飾庭園(鳥取)
足立美術館
出雲大社
出雲大社本殿入口門
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賀正

明けましておめでとうございます。

2020-00022-02

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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常識を疑え2

かつて次のようなことを聞いたことがあると思う。

キリンの首が長いのは、高い枝の葉を食べることができるように進化したから。

「ああ、そうなんだ」と納得した記憶がある。

しかし、良く考えてみよう。

遺伝学的常識はこうだ。

後天的に獲得した形質は遺伝しない。

つまり、キリンが高い枝にある葉を食べようと首をいくら伸ばし続けても、その努力は子孫に遺伝しない

ということ。

しかし、近年、エピジェネティック変異という生物現象が観測されている。

どういう生命現象なのかというと、以下のサイトに分かりやすい解説がある。

化学物質とエピジェネティック変異

「3. エピジェネティックの機構」にこうある。

いくつかの機構がありますが、もっとも重要なのは「DNAメチレーション」です。遺伝子の本体であるDNAは4種類の部品(A, T, G, C)でできていますが、その1つ C の塩基部分に1つメチル基がくっついた (遺伝子に印) というものです。メチル基は炭素1個と水素3個でできていて非常に小さいので、遺伝子に印がついたとしても遺伝子情報そのものには影響しません。

さて、先のキリンの例に戻って、この生命(生物)現象を検証してみよう。

キリンが高い枝にある葉を食べようと首を伸ばし続けると、このエピジェネティック変異により、キリンの首にしわができる。

このしわは、子孫の子キリンに遺伝する可能性がある。

しかし、キリンの首に関する遺伝子情報そのものには影響しないので、子キリンの首の骨の数が突然増えることはない。

つまり、キリンの首は長くならない

ということになる。

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常識を疑え

次のような疑問を持ったことはないだろうか。

*何億年という長い年月を経れば、海からパソコンが生まれる。

これを信じられる人は一体どれ位いるだろうか。

長い年月をかけさえすれば、何かの偶然により、パソコンよりはるかに高度な機能を有するアメーバのような生命体が誕生しうる。

これを信じられる人はさらに少ないと思う。

高度な機能とは、自律、代謝、複製、成長という生命現象のこと(→生命とは)。

このアメーバは、何らかの偶然により、この地上に誕生した瞬間から、生命活動に必要な遺伝子を獲得していなければならない。

この地球において、遺伝子(DNA)なしで生命活動ができる生命体は知られてはいない(はず)。

本当に摩訶不思議・・。

しばらく、追及してみたい。
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アハ体験

さあ、ご一緒にアハ体験しましょう。
簡単にできるオツムのトレーニング。
下のサイトにお邪魔して、いざ、トライ!
のうかつプリント
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   Summer Camp 2019 in Hokkaido

今年は大物が釣れたゾ!
アングラ―であれば一度は釣りたい魚の一種がヒラメ。娘はヒラマサが釣りたいと言っているが、北海道でヒラマサが釣れるのは極めて稀だそうだ。
場所は噴火湾、小幌峠付近。
大きい方は60cm弱、小さい方でも40cm弱ある。
ほかにもサバが入れ食い状態。クロソイやカレイも釣れた。
もう一匹掛けたのだが、合わせに失敗してエサ(おおなご)を食い逃げされた。
北海道到着後は、例によって元サラブレッドと戯れたり、トレッキングを楽しんだ。
(最近の写真は実にキレイと思ってたら、写真のファイルサイズがやたらに大きい。サイズを減らすための手間が必要。これはこれで不便だ)
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Spring Camp 2019 in Miyakojima

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新年明けましておめでとうございます

今年もどうぞ宜しく!

2019年元旦

管理人一同

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子どもができて考えた、ワクチンと命のこと。

一昨日医師会から送られてきた一冊の本。

一気に読み終えた。

何故、目に留まったのか。

ワクチン否定論者たちの心ないワクチン非難に対する憤りが心のどこかにあったからだと思う。

ワクチンや免疫学に関する基本的な知識がない人でも良く分かるように書かれている。

これから購入して読んで見たいと思う人の邪魔にならない程度に、重要と思われる箇所を抜粋していきたい。

著者はアメリカ在住。エッセイスト。一児(重度の食物アレルギーを持つ男の子)の母。

参考文献・出典欄には99もの文献の引用があり、さらに次のように書かれている。

免疫性について調べるに当たっては、数百の新聞記事、数えきれないほどの学術論文、数十冊の書籍、多くのブログ、いくつかの詩や小説、一冊の免疫学教科書、一握りの複写物、山のような雑誌の切り抜き、多くのエッセイを参照した。

要するに、十分な資料に基づいて執筆したということ。

ワクチン接種開始時期となったお子さんを抱えている親御さんが、まず心配することはどんなことか。

多発性硬化症はB型肝炎ワクチンのせいで起こるのでは?
乳幼児突然死症候群は3種混合ワクチンのせいでは?
一部のワクチンに含まれるホルムアルデヒドは発がん物質なのでは?
などなど、不安と疑問は尽きない。
では、真実はどうなのか。

◇◇

インフルエンザワクチンの効き目は弱いということは周知だが、効果の弱いワクチンでも多くの人たちが受ければ、ウイルスは宿主間の移動を制限され、大流行を起こさない。

ワクチン接種に伴うリスクの感じ方は、数値化したリスクの大小ではなく、数値化できない恐怖心の強弱に左右される。

多くの代替療法士は人々の不安を煽り、自分らの私利私欲を満足させている。

ジェンナーが生み出した方法は、理論ではなく完全に観察に基づいたもので、ウイルスの存在が明らかになるのは1世紀も先のことだった。

20年以上に渡る研究に次ぐ研究は、MMR(麻疹、風疹、水痘)ワクチンと自閉症との関連性を見いだすことができなかった。

反ワクチン活動家が不安を煽ることで、誰かが裏で得をしていると考えてよい。

ワクチン接種に反対する団体(NVIC)は、エイズの原因はHIVではないという珍説を唱える団体。

ナイジェリアでのポリオ撲滅運動が一時休止となった理由は、欧米諸国がイスラム教の児童を不妊化しようとしているという陰謀論を同国の政治指導者が広めたから。このため多くの子供が死んでいった。

日本の水俣でおきた水銀中毒は、メチル水銀が原因。一方、ワクチンの防腐剤として使用されているのはエチル水銀(メチロサール)で、これが危険であるという科学的データはない(メチルとエチルとの違いに注意)。エチル水銀はコストが安く、冷蔵が不要であるため、これを禁止するということは、貧しい国々にとって、多くのワクチン接種を禁止することに等しい。

以上、小生が付箋をつけた箇所のおおよそ半分。

他にも大変参考になる記事が多くあるので、是非購入して読んで欲しいと思う。

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よくぞ公表してくれた

福島県で甲状腺ガンが20~50倍の多発 岡山大学のグループが論文を発表
良く公表した、いやできたと思う。
ついに始まった。
英語の論文はこちら☞
Thyroid Cancer Detection by Ultrasound Among Residents Ages 18 Years and Younger in Fukushima, Japan: 2011 to 2014
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量子力学入門其の参

三角関数や複素数が登場してきて、いよいよ難しくなってきた。
シュレディンガー方程式やドブロイの式も出てくるが、要はこれらの式に波動関数を代入し、自分に都合の良い条件を設定して、問題を簡素化しているだけ。
存在確率に比例する波動関数の2乗は、2重スリット実験で、後ろの壁に映し出される干渉縞の電子の出現確率(バンドの明るさ)を現わしている。難しいことを解説しているわけではない。ビビらずについて行こう。
ところで、量子の世界がとてつもなくおもしろい理由は、非局所性、量子もつれ、量子テレポーテーション、量子トンネリングという現象が観測されることだ。
これらの物理現象が応用できれば、この世界は全くちがったものに大変貌するだろう。最も面白いのが、好きな所に瞬時に移動できるテレポーテーション。まさに夢の世界。この領域が発展することを大いに期待したい。量子コンピュータは実用化されたのかな?
まだまだ続く。。。

 

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量子力学入門其の弐

量子力学入門第2回目
小生はすでに何度も見て、何とか理解できている。数式が乱れ飛んでくるので、訳が分からなくなってくる。
頑張って付いていくと、すーっと楽になる時が来るはずだ。
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量子力学入門其の壱

先に書いた2重スリット実験の理論について、分かりやすく(逆!?)解説してくれている。
途中で数式が出てくるので投げ出したくなるが、頑張って欲しい。
この世とは全く違う世界があるということが分かってきている。
シュレディンガー方程式が登場するが、よく聞けば理解できる。
まだまだ序の口、次に進むぞ!
ひとつ疑問がある。このストーリーには検出器(観察者)云々という話が出てこない。量子の波が後方の壁に衝突する直前に粒子になると説明しているが、ここをちゃんと解説して欲しい。
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Fish monster guys in Hokkaido

 

 

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