見栄を張るからボロがでる

原発めぐる細野氏の発言、与野党から根拠問う声
2011年4月4日19時36分

    
 細野豪志首相補佐官が福島第一原発の放射性物質の漏出を食い止めるまでに「少なくとも数カ月」との見通しを示したことについて、4日の各党・政府震災対策合同会議の実務者会合で与野党から批判や疑問が噴出した。

 自民党の西村康稔氏は4日の会合で「一体どんな作業に数カ月かかるのか。長期化を前提にするなら避難者も心づもりが必要だ」と批判。新党改革の荒井広幸氏や国民新党の亀井亜紀子氏からも発言の根拠を尋ねる質問が相次いだ。

 細野氏は3日、「事故発生直後は本当にメルトダウンの危機的な状況を経験した」とも語っており、公明党の石田祝稔氏が「メルトダウンとはどういう状況を指した発言なのか」と疑問を提示。民主党の岡田克也幹事長も「メルトダウンの話は自分も聞いていない」と不快感を示し、「もしそうなら国民に説明すべきだし、ないなら訂正が必要だ」と批判した。

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先のエントリーで、

>補足:さらにいろいろ調べてみました。格納容器に穴があいているために、放射性物質はじゃじゃ漏>れになってはいるが、(圧による)爆発が起きにくくなったそうです。また、再臨界の可能性もかなり低いようです。

>やや安心しました。

と書きましたが、まだまだ安心できる状況にはないようです。

それどころか、いまだに予断を許さない事態が続いているようです。

この人の言ったことが、独善的で、かつ客観的根拠のない発言であったことが、岡田氏が発した不快感からも分かります。

あるいは、被災直後に福島第1原発に発生した事故の状況を知っていながら意図的に隠しているか。

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