学生時代がなつかしい

娘の数学の教科書を何気にチラ見していたら、気になってしようがないこと2つ。

疑問その1.座標って英語で何んて言うんだろう。

早速Webで調べてみた。

【座標】coordinatesと出てきた。これは面白い。そう、あのコーディネーションの動詞形だ。

そこで、oordinateという単語をもう一度調べてみると、

【他動詞】1〈…を〉同格[等位,対等]にする.2〈…を〉整合する,調整する,調和させる.用例  How shall we coordinate these two projects? この二つの計画をどう調整したらよいだろうか.

【自動詞】1対等になる.2(各部が)調和して動く[働く,機能する].

coordinately 【副詞】[CO+ラテン語 ordināre 「配置する」;

【名詞】 coordination,【形容詞】 coordinative

とある。つまり、「コーディネートする」とは、きちんと配置するという意味。

よって、coodinatesとは、「座標」ではなく、「正配列」ではないだろうか。

疑問その2.三平方の定理の証明方法。

自力で解こうとしても時間の無駄(orz!?)なので、これも調べてみた。

なるほど!という分かりやすい証明例を2つ掲げておこう。

証明その1.

下の図は、∠C=90°の直角三角形ABCの頂点Cから、辺ABに垂線を引いて、その交点をDとしたもので、

BC=a、AC=b、AB=c、AD=x、DB=y

 

△ABC∽△ADCで、相似比がc:bより、x=b×(b/c)=b^2/c

△ABC∽△CBDで、相似比がc:aより、y=a×(a/c)=a^2/c

よって、c=x+y=b^2/c+a^2/c

c=b^2/c+a^2/c

両辺にcをかけると、c^2=a^2+b^2

よって、a^2+b^2=c^2

 証明その2

 

直角三角形ABCにおいて、AB=x、BC=y、CA=zとする。角Bを直角とし、この三角形の内接円を考え、その半径の長さをrとする。

ここで円の接線の長さは等しいので

z-(y-r)+r=x

よって、r=(x+y-z)/2

次に、この三角形の面積を考えると

三角形ABC=xy/2=r(x+y+z)/2  (←ここがミソ)

2xy=(x+y+z)(x+y-z)

ゆえにx^2+y^2=z^2 

 

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